入院中の隣人物語(その2)
『謎の中国人』
入院しているとたくさんの人と出会いがある。
もちろんカーテン越しではあるが、色んな物語がある。
今日は謎の中国人について記載したいと思います。
謎の中国人、この方は緊急入院して来ました。そして、日本語はあまり話せません。でも日本語を聞くことは出来ます。
そして、中国人のオーナーに雇われて仕事をしている人みたいでした。
この中国人について、私が受けた衝撃が緊急入院したにも関わらず、『2週間で退院します。』と自分で勝手に決めて、主治医を困らせたことです。
なぜ、そんな事を言っているのか、確認したら…。
『社長が休みは2週間しかやらん!それ以上休むならクビだ!!』と言っているからだと言ってました。
もちろん、重症で入院してるので2週間などで退院出来る訳もなく、先生もお困りでした。
結局、最後は紹介状を先生に書いてもらい、別の病院に通って薬をもらい治療を続けるとの事で2週間で退院して行きました。が、実際に他の病院に行ったのかは未定です。
この退院を自分で決める、治療が完了していないのに治療を途中で放棄して退院して行ったパターンの患者は、中国人労働者の方、土木関係の方、トラックの運ちゃんでした。
土木関係の方とトラックの運ちゃんについては、後日記載します。
とにかく、謎の中国人は、何の仕事をしているのか?
何故、日本に来たのか?は謎のままでした。なので、謎の中国人と命名しました。